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一社一法人向けセミナー 受講者の声

東京株式市場一部上場 F社に対して、新事業のための顧客開発に関するオンラインセミナーを実施し、好評でした。

A

新製品化候補の題材を使い、変わりゆくニーズとこれからの用途を見据えたコンセプトでフォーカスして具体化する捉え方のイメージ感が掴めたのが良かったです。やはり、お客様の課題を解決するかたちでないと、性能が良くてもなかなか使ってもらえないという認識を改めて持てました。

顧客の採用を生むための価値連関図は、事例ほど詳しく図示したことがこれまでなく、整理されることで明確になり、また、顧客とその先の顧客の価値を共に確認できるアイテムとして有効であり、自社例で実施したほうがよいと感じた。

Win-winを描くことで、その具体的コンセプトと連関図のズレが無いように早めにズレを補正し、パートナーも含めて共有できていることが、後の不具合を生み難くテーマ推進できるのだろうと思えました。

現在の開発テーマでも、ぼんやりとサプライヤを含めたパートナーの重要性を考えていたが、よいWin-winの関係が描けるパートナーとはどういうものかを各テーマにて早めに描き、良好な関係を築きながら、知財含めた得られる享受の範囲を握っておく必要性を感じました。

新規のテーマのGO or NO GOに関わらず、付随する技術開発を進め、次の新規テーマ創出の際には描けるビジネスモデルとドメインを広げるべく、コア技術化を進めることでもニッチ分野の自社の新規テーマ開発の自力UPへ貢献していきたい。

I

新規事業を創出していくにあたり、差別化ポイントを明確にするだけでなく、新しい機能価値を生み出すことが大切であること、という部分が非常に勉強になりました。新しい機能や価値はお客様も知りえない場面が多くあるとも思われ、弊社が良くその業界や製品を学び、提案できる実力をつけていくことが重要であると実感しました。また、業界のやり方を知ることが必要であることも大きな気づきでした。弊社は長年、特定の業界に属しており、その常識が当然その他の業界にも通用すると思いがちです。

業界ごとでやり方や常識が異なることは当然であり、そのギャップを、打合せなどを通じて、最初からお客様とよく擦り合わせておくことが大切であることは勉強になりました。色々と学ぶことや気づきを得ることができるセミナーでした。本当にありがとうございました。

N

お話の分かりやすさと、ご理解の速さ、そして聴く相手に合わせた柔軟なご展開に、これまでのセミナーとの質の違いを感じました。また、拡散と収束が絶妙で御座いましたね。小生もかつて社員の集合教育を担当していた時期があるので、良く理解できるのですが、ストーリー想定やシミュレート全体を把握されているからこそ可能である事で、非常に難しい分野です。その上で不測の相手の質問にも的確にお答えなさっている、感銘を受けました。

F

弊社は特定分野の製品を扱ってきたため、顧客価値の(5)~(8)のような視点で価値を考えたことが無かったため、非常に参考になりました。また、感性価値という視点もそれほど強く認識していませんでした。今後はどのような顧客価値が提供できるのか、という視点を意識したいと思います。

今回の参加者の中で同じ製品を思い浮かべても既存未参入市場なのか、新規市場なのか、違う解釈となったため組織内での目合わせが必要。

弊社の既存製品はほとんど特定分野に限定されている。シーズ材料をベースに対象製品への参入を考えると、自社で今までよりも複雑な領域に入るだけでなく、部品やサブ・アッシーまで視野に入れると、川下のパートナー企業の巻き込みが重要であると理解できた。

同じ対象製品であっても、それが組み込まれる製品システムが異なれば、我々のターゲットを変える必要があることを示していて、対象市場の将来像をイメージし、その中でどの分野を対象に取り組むのか考えないと的外れになると気付いた。

顧客の顧客まで意識することが重要だと考えているが、中々具体的にイメージできていなかった。今回のように顧客の顧客のニーズから達成するべき特性を具体化し、それを顧客要求仕様連関図に落とし込むというのは非常に理にかなっていると感じた。

一方で、2次情報で作成した図の正確性が劣ると先々の仮説に影響するため、新規市場に参入する立場でいかにこの図の正確性を高める方法をノウハウとして持っていくことが肝と理解しました。

K

とても有意義なセミナーを開催頂き、ありがとうございました。セミナーを通じて感銘を受けた点は下記3つです。これらを踏まえ、弊社の新材料開発を進めて、世の中に出せる材料に仕上げ提案いたしたく、よろしくお願いいたします。

全体を俯瞰し、相関関係を想像・把握して、外してはいけないツボを見つける。顧客価値を見出すことは重要と言葉では理解しておりますが、最終顧客まで遡って要求仕様を想像し、顧客価値に落とし込む具体的なこの手法は、最終顧客までの一貫性を持っているシンプルでわかりやすいものでした。新規事業領域では既存事業の文化が通用せず、こういったマップ作成が重要となり、例として挙げていただいた輸送機械分野では大変参考になりました。今後の業務に是非取り入れて参ります。

日常の買い物からビジネスに至るまで、全ての商売に共通する価値を具体的に整理することができました。特に顧客価値の(4)に関しては、具体的な例を挙げていただき、重要な価値になると理解いたしました。 対象製品に関して今までの私は既存製品の延長線でぼんやりとしか、想像していないことに気がつきました。特に自事業の技術の代替も将来ありうるという考えは、いかに視野が狭くなっていたかハッとしました。視座を高めより具体的に、対象製品の代替技術の存在とその機能・使われ方を考えることにより、対象製品に求められる顧客価値が大きく変わる点を配慮して、用途探索に取り組んで参ります。