第35話 自動車CASEの進化と責任マネジメント
自動車の新しい姿としてご存じのようにCASE (Connected, Autonomous, Shared, Electric) が提唱されています。CASEのSとEについては既にコラム24話と28話で議論しているので、今回はAとCについて、特にAの技術の動向、およびシス...
自動車の新しい姿としてご存じのようにCASE (Connected, Autonomous, Shared, Electric) が提唱されています。CASEのSとEについては既にコラム24話と28話で議論しているので、今回はAとCについて、特にAの技術の動向、およびシス...
エネルギーハーベスティングは、別名、環境発電とも呼ばれますが、まだポピュラーな言葉、存在にはなっていません。しかし、今後、IoTビジネスが成長してデータ活用が重要な社会になれば、不可欠の製品市場になると予想されます。 人間は、化石燃料、太陽光、風力などからエネルギーを得て...
今回は、前回に引き続き、MEMS (Micro Electro Mechanical System) の話をしたいと思います。歴史的にはMEMSという言葉が生まれる前から、小さなセンサやアクチュータが先に存在していたこともあり、前回はそれらを中心に述べました。その後、ME...
通信技術の発達によって世界が変わりつつあります。私が子供の頃、ラジオとテレビが一方向通信の代表でした。双方向の通信手段といえば、固定電話と無線通信(トランシーバ)でした。場所を選ばぬトランシーバは、当時、高価でマイナーな存在でした。その後、このマイナーな双方向通信手段が一...
再生可能エネルギーの国際団体であるRenewable Energy Policy Network for the 21st Centuryは、今年も自然エネルギー世界白書を更新して公表しました。それによると、新規導入された発電量は、4年連続で再生可能エネルギーが、火力・原...
放熱技術や熱マネジメントは、もともと内燃機関の分野で発達しました。内燃機関では、燃料を燃やして得た高温ガスのエネルギーを膨張させながら機械仕事に変換していますが、ガス温度が上がるにつれて融点の高い金属材料でさえ溶けてしまう温度となり、機械部品を冷却して放熱することが必要と...
百年に一度の大変革といわれる自動車業界については、マスコミ報道を見る限り、化石燃料を燃やして二酸化炭素(CO2)を排出する内燃機関が嫌われ、蓄電池式電気自動車(BEV)への移行が急ピッチに進むような風潮があります。欧州においては、妻が夫に「なぜ環境に悪い車を買うのか」と問...